はじめに
私は昔からホラーが大の苦手です。ホラー映画のCMを偶然見てしまうだけで眠れなくなることもあるくらい、怖い映像やシーンが得意ではありません。
それでも「ダークギャザリング」や「金田一少年の事件簿」のように、ストーリー性やキャラクターに強く惹かれてしまう作品があります。怖いのは分かっているのに「どうしても読みたい、観たい」と思ってしまうのです。
そんなとき私は、怖さをできるだけ和らげて安心して作品を楽しむために、自分なりの工夫をしています。今回はその方法を7つ紹介します。
1. 明るい環境で読む/昼間に観る
夜に電気を消して読むと、ちょっとした効果音や影が気になって恐怖が倍増してしまいます。そこで私は、ホラー作品は必ず「昼間」か「明るい部屋」で楽しむようにしています。
単純ですが、視覚的な安心感があるだけで怖さはかなり和らぎます。
2. 部屋のドアを開けておく
密閉された空間にいると「後ろに何かいるのでは?」と想像してしまうことがあります。特にドアが閉まっていると、「もしドアの向こうに何か映ったらどうしよう」と余計な不安が膨らんでしまうのです。
そのため私は、あえて最初からドアを開けておきます。閉じたドアの向こうに「何かがいるかもしれない」という状況を作らないことで、安心感を保つことができます。
3. お風呂での工夫(怖さを持ち込まない)
ホラーを読んだあとに一人でお風呂に入るのも怖さを感じやすい場面です。そこで私は次の工夫をしています。
- 背中を壁につけてシャワーを浴びる
→ 後ろに何かいるのでは…という不安を遮断できます。 - 正面に鏡を置かない
→ 髪を洗ったあと、顔を上げた瞬間に「鏡に何か映っているのでは?」と想像してしまうのを防ぎます。
ちょっとしたことですが、この2つを徹底するだけでお風呂の時間の安心感が段違いになります。
4. 怖いシーンは“一気読み”で通過する
ダークギャザリングの怨霊シーンや、金田一の猟奇的なシーンなど、怖い部分をじっくり見てしまうと不安が膨らみます。
そこで私は、怖い場面が来たら細部を見ずに一気に読み進めるようにしています。ストーリーの流れは理解できますし、必要以上に怖さを感じずに済みます。
5. ストーリーの面白さに集中する
怖い作品には「怖さ以外の魅力」が必ずあります。
- ダークギャザリング → 味方が完全に味方じゃないという独特の構図
- 金田一少年の事件簿 → トリックや人間関係を解き明かす推理要素
このように「怖い」ではなく「面白い」に視点をずらすと、不思議と怖さは軽減されていきます。
6. 安心できる要素を見つける
ホラー作品の中にも、緊張を和らげる場面は必ずあります。キャラクター同士のコミカルな掛け合いや、ほっとできる日常のシーンなどです。
そうした部分に注目すると、「怖さ」と「安心」のバランスが取れて、最後まで楽しむことができます。
7. 見終わったら癒しジャンルでリセット
作品を見終わったあとに怖さを引きずらないように、私は必ず「癒し系」で気持ちを切り替えています。
- 異世界のんびり農家(漫画)
- Stardew Valleyや牧場物語(ゲーム)
怖い体験を「楽しい体験」で上書きするイメージです。これで寝る前でも安心して過ごせます。
まとめ
ホラーが苦手でも、自分なりの工夫をすれば「怖いけど面白い」作品を安心して楽しむことができます。
- 明るい環境で読む
- ドアを開けておく
- お風呂の工夫をする
- 怖いシーンは一気に通過する
- ストーリーの面白さや安心要素に注目する
- 見終わったら癒し作品でリセット
こうした小さな工夫の積み重ねで、ホラーは「ただ怖い」から「怖いけど楽しい」に変わります。苦手だからと避けるのではなく、自分なりの安心ルールを持って向き合えば、新しい楽しみ方が見つかるはずです。
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